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蒲田・大森・池上の住みやすさ比較|大田区で結婚後の新居を選ぶ3つの視点

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蒲田・大森・池上で比較|結婚後の住まい選び3つの視点

蒲田・大森・池上で比較|結婚後の住まい選び3つの視点

2026/11/08

「結婚したら、どこに住む?」

婚活中の会員様とお話ししていると、この質問が意外なほど後回しにされていることに気づきます。年収、お子さんの希望、お互いの親との関わり方。そうした大きなテーマに比べると、「住む街」はどこか軽く扱われがちです。

でも、現場で数多くのカップルを見てきた仲人カウンセラーの水島 徹としては、声を大にして言いたいんです。住まいの話し合いは、価値観のすり合わせそのものだと。

毎日の通勤、休日の過ごし方、実家との距離感、将来の子育て。住む街を決める作業は、この全部を一度に話し合うことになります。だから、住まいの話がスムーズに進むカップルは、結婚生活の土台づくりもうまくいきやすいと感じています。

この記事では、大田区の中でも相談の多い蒲田・大森・池上の3エリアを、「通勤アクセス」「街の雰囲気」「子育てや将来設計」の3つの視点で比べていきます。あわせて、お互いの職場や実家の距離を踏まえた話し合いの進め方も、会話例つきでご紹介します。

 

この記事のポイント

  • 蒲田・大森・池上は同じ大田区でも個性がはっきり違うので、「通勤アクセス」「街の雰囲気」「子育て・将来設計」の3視点で比べると、お二人に合う街が見えやすくなります。
  • 住まいの話し合いは、条件の押し付け合いではなく価値観のすり合わせです。「理由」と「優先順位」を言葉にして共有することが、いちばんの近道です。
  • 交際中から「どんな街が好き?」と気軽に話題にしておくと、結婚後の生活を具体的に思い描けて、プロポーズ後の準備もスムーズになります。
  •  

結婚後の住まいの話し合いが「価値観のすり合わせ」になる理由

住まい選びが難しいのは、物件の条件が難しいからではなく、お互いの「当たり前」が違うからです。ここを最初に押さえておきましょう。

たとえば、こんな違いがよくあります。

  • 通勤は少しくらい長くても、休日にゆったりできる静かな街がいい人
  • 平日が忙しいので、帰り道にスーパーや飲食店がそろう便利な街がいい人
  • 実家の近くで暮らして、いざというとき頼りたい人
  • 実家とは適度に距離を置いて、二人の生活を優先したい人

どれも間違いではありません。育ってきた環境が違えば、「住みやすい街」の定義が違って当たり前です。

私が会員様にいつもお伝えしているのは、「男女は、もともと違う生き物だと思っておくくらいでちょうどいい」ということ。違って当たり前の二人が一緒に暮らすのだから、違いを見つけたときに「なんでわかってくれないの?」ではなく、「へえ、そう考えるんだ」と関心を持って聞くことが大切です。

 

日本ブライダルソムリエ協会のLCIQで考える「住まいの話し合い」

私は日本ブライダルソムリエ協会のLCIQ(恋愛力指数)の認定講師として、会員様に恋愛教育の講義をしています。LCIQは、恋愛や人間関係に必要な力を6つの要素(認識力・表現力・楽転力・共感力・魅了力・継続力)で捉える考え方です。

実は、住まいの話し合いには、このうち次の力がぎゅっと詰まっています。

  • 認識力:自分が本当は何を大事にしているか、相手が何を不安に思っているかに気づく力
  • 表現力:感情的にならず、希望や理由を落ち着いて伝える力
  • 共感力:「そう感じるんだね」と相手の気持ちを受け止める力

LCIQの講義でお伝えしているのは、「過去と他人は変えられない。自分が変われば未来は変えられる」ということです。相手に「こっちの街にして」と求めるより、自分の希望の理由を丁寧に伝え、相手の理由もきちんと聞く。自分の関わり方を変えるほうが、結果的に二人にとってよい答えにたどり着きやすいんです。

 

交際中から話題にしたほうがいい理由

IBJでは、一人のお相手との交際期間は、お見合いから最長6か月と定められています。IBJが推奨する交際期間は3か月で、出会い(お見合い)から3か月でご成婚できるかを判断することを勧めています。

婚活には、意外と有限の時間しかありません。これは私が大切にしている「時間の哲学」にもつながる話です。だからこそ、「住まいの話はプロポーズのあとでいいや」と先送りにするより、交際の早い段階から、軽い雑談として街の好みを聞いておくほうがいいんです。

ここで大事なのは、重い決断として切り出さないこと。「新居はここにしよう」という話ではなく、「どんな街が落ち着く?」という雑談から始めます。この具体的な進め方は、後半でご紹介します。

相手の希望を受け止める「共感」の力については、婚活は信頼が大事!お相手の話を聴いて「共感」してますか?の記事でも詳しくお伝えしています。

 

蒲田・大森・池上を3つの視点でざっくり比較

まず、全体像を表にまとめます。あくまで一般的な傾向を整理したもので、実際の暮らしやすさは個人の感じ方や、物件ごとの条件で変わります。

視点 蒲田 大森 池上
主な路線 JR京浜東北線・東急池上線・東急多摩川線(蒲田駅)/京急本線・空港線(京急蒲田駅) JR京浜東北線(大森駅) 東急池上線(池上駅)
通勤アクセスの特徴 複数路線が使える交通の要所。羽田空港にも出やすい 京浜東北線で品川方面へ出やすい 五反田方面へ一本。乗り換えを前提に考える街
街の雰囲気 商店街・アーケードが広がるにぎやかな下町 駅周辺の利便性と住宅地のバランス型 池上本門寺の門前町らしい落ち着き
こんな二人に向きそう 路線の選択肢と便利さを重視する二人 都心方面への通勤と暮らしやすさを両立したい二人 静かで穏やかな暮らしを重視する二人

ここから、3つの視点で順番に掘り下げていきます。

 

視点1:通勤アクセス|「二人分の通勤」で考える

通勤アクセスは、自分だけでなく二人の通勤を合わせて考えるのが鉄則です。結論からいえば、路線の選択肢の多さなら蒲田、京浜東北線での都心方面へのまっすぐさなら大森、乗り換え前提で静けさを取るなら池上、という整理ができます。

 

蒲田:選択肢の多さと羽田へのアクセス

蒲田は、JR京浜東北線・東急池上線・東急多摩川線が乗り入れる蒲田駅と、京急本線・空港線の京急蒲田駅がある交通の要所です。

強みは、職場が別々の二人でも合わせやすいこと。たとえば、一方が京浜東北線で東京・品川方面、もう一方が東急多摩川線から東横線・目黒線方面、というように、通勤ルートが違っても同じ街で暮らしやすいのが蒲田の魅力です。JR蒲田駅から川崎駅は1駅なので、川崎方面に職場がある方にも便利です。

京急で羽田空港に出やすいため、出張や転勤の多い方にも向いています。蒲田には地方出身の方も多く、「帰省で空港や新幹線を使うことが多い」というカップルにも相性がいい街です。

注意点としては、蒲田駅と京急蒲田駅は別の駅なので、日常的にどちらの駅を使うかで、利便性の感覚が変わること。物件を探すときは、実際に自分たちの通勤ルートで歩いて確かめておくのがおすすめです。

 

大森:京浜東北線で都心方面へ

大森は、JR京浜東北線の大森駅を中心としたエリアです。蒲田の隣の駅で、京浜東北線を使えば品川・東京方面へ一本で出やすいのが特徴です。

通勤がもっぱら都心方面で、「複雑な乗り換えはしたくない」という二人には、わかりやすい選択肢になります。蒲田と比べると路線の選択肢はシンプルですが、そのぶん「毎朝の動きが読みやすい」という安心感があります。

 

池上:乗り換えを前提に静けさを選ぶ

池上は、東急池上線の池上駅を中心としたエリアです。池上線は五反田方面へ直通していて、五反田で乗り換えて都心方面へ向かうスタイルになります。

通勤は「乗り換えが1回入る」と考えておくほうが現実的です。ただ、そのぶん街が落ち着いていて、静かな暮らしを重視する二人には魅力的です。通勤の便利さと暮らしの静けさをどう天秤にかけるか。ここが二人の価値観の出番になります。

 

通勤アクセスを話し合うときの3つのチェック

  • 二人それぞれの職場までの通勤ルート(乗り換え回数・混雑のしやすさ)
  • 終電や帰宅時間の遅くなりやすさ(残業が多い職種かどうか)
  • 在宅勤務の頻度(家で仕事をする日が多いなら、街の静けさや環境も大事になります)

東京で働く方は、平日の夜しか時間が取れない人が多い傾向があります。だからこそ「帰ってからの時間をどう過ごしたいか」まで含めて考えると、通勤の長さの感じ方が変わってきますよ。

 

 

 

視点2:街の雰囲気|休日の過ごし方がイメージできるか

街の雰囲気は、「休日の二人」を想像できるかどうかで選ぶとブレません。賑やかな下町なら蒲田、利便性と住宅地のバランスなら大森、落ち着いた門前町の空気なら池上、というのが大まかな整理です。

 

蒲田:にぎやかな下町の生活感

蒲田駅周辺は、商店街やアーケードが広がる、下町らしい雰囲気の街です。羽根つき餃子のお店が多いことでも知られていて、食べ歩きを楽しめるのも魅力です。

大田区には「黒湯」と呼ばれる温泉の銭湯が多く、仕事帰りや休日に二人でふらっと立ち寄るような過ごし方もできます。蒲田はかつて松竹の撮影所があった映画の街としての歴史もあり、庶民的で温かい空気が漂っています。

ただ、にぎやかさは人によって好みが分かれる部分です。「活気があって楽しい」と感じる人もいれば、「夜は静かなほうがいい」と感じる人もいます。この違いこそ、後で紹介する話し合いで確認したいポイントです。

 

大森:便利さと暮らしやすさのバランス

大森は、駅周辺の利便性と、少し歩くと広がる住宅地のバランスが魅力のエリアです。大森エリアには大森ふるさとの浜辺公園もあり、水辺の景色を楽しみながらお散歩するデートもできます。

蒲田ほど「にぎやかさ全開」ではなく、池上ほど「静けさ重視」でもない。ちょうど真ん中を探している二人には、検討しやすいエリアです。

 

池上:池上本門寺の門前町らしい落ち着き

池上は、池上本門寺で知られるエリアです。寺社のある街ならではの落ち着きがあって、お散歩やゆっくりした休日が好きな二人に向いています。

大田区には、ほかにも洗足池(桜やボート)や多摩川の河川敷など、季節ごとに楽しめる散策スポットがあります。「休日は自然の中でのんびり過ごしたい」という二人は、街の雰囲気を重視して選ぶと、満足度が高くなりやすいです。

 

雰囲気の好みを知るヒント

  • 休日は「出かけたい派」か「家でゆっくりしたい派」か
  • 外食は多いほうか、自炊が中心か
  • 夜の静けさと、街の活気のどちらを優先したいか

デートで歩くときの反応にも、好みのヒントは隠れています。「この商店街、楽しいね」と立ち止まる人か、「ちょっと人が多いな」と少し疲れた顔になる人か。言葉に出なくても、表情から気づけることは多いです。これは LCIQ の認識力(相手の気持ちに気づく力)の出番ですね。

 

視点3:子育てや将来設計|5年後、10年後を一緒に描く

子育てや将来設計の視点では、「今の便利さ」より「家族が増えたときの暮らし」を想像することが大事です。大田区は子育て世帯や共働き世帯も多く、結婚後の住まいとして検討されやすいエリアです。

 

先に決めておきたい将来のイメージ

  • お子さんを望むか、望む場合は何人くらいか
  • 共働きを続けるか、どちらかが働き方を変える可能性があるか
  • 将来的に住み替えや購入を考えているか、賃貸でずっと暮らしたいか
  • 親の介護や近居の可能性をどう考えるか

ここは、ご夫婦それぞれの価値観が大きく出るところです。まだ答えが出ていなくても、「今はこう考えているよ」と共有しておくだけで、結婚後の話し合いがぐっとラクになります。

 

3エリアで考える将来設計の視点

  • 蒲田:電車の選択肢が多く、共働きで二人の通勤先が将来変わっても対応しやすい傾向があります。買い物や病院など生活インフラを近くにまとめたい家庭にも検討しやすい街です。
  • 大森:京浜東北線が使えるため、都心方面への通勤を続けながら暮らしやすい点は、共働きの二人に安心感があります。
  • 池上:落ち着いた住環境を重視し、ゆったり子育てしたい方に検討されやすいエリアです。

ただし、保育園の入りやすさ、学区、家賃や物件の条件は、時期や地区ごとに変わります。ここは断定せず、実際に検討する段階で、区の公式情報や不動産会社の最新情報で確認することが大切です。この記事の情報だけで決めないでくださいね。

 

「お金」の話は、街選びと一緒に

住まいは、家計の大きな割合を占めます。どれくらいの家賃(または住宅ローン)までなら無理なく暮らせるか。これも、街選びの大切な条件です。

ここで大切なのは、「どっちが多く出すか」より先に、「二人の生活で何を優先したいか」を話すこと。家賃を抑えて趣味や貯金に回したいのか、少し高くても通勤時間を短くしたいのか。お金の使い方の優先順位は、そのまま価値観の表れです。

 

話し合いの進め方|職場と実家の距離を踏まえた5ステップ

住まいの話し合いは、いきなり「どこに住む?」から始めないのがコツです。結論としては、「事実の共有」→「理由の共有」→「優先順位づけ」→「候補を絞る」→「試す」の順に進めると、感情的になりにくくなります。

ステップ1:お互いの「事実」を並べる

まず、感情抜きで事実を整理します。

  • お互いの職場の場所と通勤時間、出社日数
  • 実家の場所と、これから関わる頻度のイメージ
  • 現在の住まい(一人暮らしか、実家暮らしか)
  • 結婚後の家賃や住宅費の目安

東京で働く人には、地方出身で一人暮らしの方も多いです。「実家が遠いから、帰省のしやすさ(空港や新幹線へのアクセス)が大事」という人もいれば、「実家が近いから、近居も視野に入れたい」という人もいます。まずはお互いの状況を知ることがスタートです。

 

ステップ2:希望の「理由」を聞く

次に、希望そのものより理由を聞きます。

「蒲田がいい」と言われたとき、「なんで蒲田?」と問い詰めると責められているように感じさせてしまいます。「蒲田のどんなところがいいなと思う?」と聞くと、相手は話しやすくなります。

理由を聞いてみると、「実は、母が近くにいると安心だから」「通勤が楽になるのが大きい」「商店街の雰囲気が昔から好き」など、本当の動機が見えてきます。街そのものより、その奥にある「安心したい」「楽をしたい」「楽しみたい」という気持ちが大事なんです。

 

ステップ3:優先順位を3つに絞る

希望をすべて満たす街は、なかなかありません。そこで、お互いに「これだけは譲れない」を3つまで書き出してみます。

たとえば、こんな具合です。

  譲れない条件 あったらうれしい条件
Aさん 通勤が乗り換え1回まで/予算の範囲内/実家に帰りやすい 静かな環境/公園が近い
Bさん 夜遅く帰っても安心/スーパーが近い/共働きで便利 商店街の雰囲気/温泉の銭湯

重なる部分が「二人の共通の優先順位」です。ここが見つかると、候補エリアが自然に絞られていきます。

 

ステップ4:YES BUT法で意見の違いを乗り越える

優先順位がぶつかったときに役立つのが、LCIQの講義でもお伝えしているYES BUT法です。相手の意見を否定せず、いったん「そうだね」と受け止めてから、自分の意見を伝える方法です。

会話例(複数の相談をもとに再構成したイメージです)

彼女:「私は静かな池上のほうが落ち着くかな」 彼:「そうだね、池上の静かな雰囲気は、僕も好きだな。ただ、僕の職場は朝が早いから、通勤の乗り換えが少し気になるんだよね。どうしたらいいと思う?」

「でも」ではなく、まず「そうだね」。そのうえで、自分の不安を相談として伝えています。「どうしたらいいと思う?」と相手を巻き込むと、二人の問題として一緒に考えられます。

 

ステップ5:実際に歩いて、試してみる

候補が絞れたら、デートで実際にその街を歩くことをおすすめします。ネットの情報だけではわからない、街の空気、人の流れ、夜の雰囲気が実感できます。

可能なら、平日の夜と休日の昼の両方を見てみてください。通勤ルートを一緒に歩いてみると、「思ったより乗り換えが大変だな」「この道は夜でも明るくて安心だね」という発見があります。

実家の話をするときの「喧嘩のNG鉄則」

住まいの話し合いには、必ず実家や家族の話題が出てきます。ここで気をつけたいのが、LCIQでお伝えしている喧嘩のNG鉄則です。

  • 否定しない
  • 比較しない
  • 身内を悪く言わない
  • 変えられないことを言わない
  • 過去を蒸し返さない

たとえば「あなたの実家は遠いから大変」「うちの親のほうが近くて助かるのに」といった言い方は、比較や身内への批判につながりやすく、関係がこじれる原因になります。実家との距離は、お互いに変えられないことのほうが多いです。「変えられないこと」を責めるより、「その条件の中で、どんな暮らしなら二人が心地よいか」を一緒に考えるほうが、前向きな話し合いになります。

 

交際中から「街の好み」を話題にするコツ

交際中の段階では、住まいの話は重くしすぎないのがポイントです。「結婚後の住まい」ではなく「好きな街」「落ち着く街」の話として、雑談に混ぜていきます。

気軽に聞ける質問例

  • 「今までで、いちばん居心地がよかった街ってどこ?」
  • 「休日に散歩するなら、商店街と公園、どっちが好き?」
  • 「引っ越すなら、通勤の楽さと街の静けさ、どっちを優先する?」
  • 「地元と今の街で、住みやすさって違う?」

こうした質問なら、プロポーズを意識していなくても自然に聞けます。答えを聞いて、「へえ、そうなんだ」と関心を持つだけで、相手は「自分に興味を持ってくれている」と感じます。これは LCIQ でいう共感力にもつながります。

 

デートで「街歩き」を取り入れる

おすすめなのが、デートコースに街歩きを入れることです。

蒲田なら、商店街を歩いて餃子を食べたり、銭湯に立ち寄ったり。池上なら、池上本門寺をゆっくりお参りして、静かな空気を味わう。大森なら、大森ふるさとの浜辺公園で、水辺をのんびり散歩する。

どれも、普通のデートとして楽しめるうえに、「この街、いいね」「ちょっと賑やかすぎるかも」という自然な感想が引き出せます。

ここで大事なのは、相手の反応を観察すること。目が輝いているか、疲れた顔をしていないか。これも相手を知る大切な情報です。

 

結婚相談所での交際は、特に「早めの共有」がカギ

結婚相談所での交際は、出会いから結婚までの時間が比較的短いのが特徴です。IBJでは、お見合いから最長6か月、推奨は3か月という期間のなかで、「この人と結婚できるか」を判断していきます。

だからこそ、交際の早い段階から、少しずつ生活の価値観を共有していくことが大切です。住まいの話を完璧にまとめる必要はありません。「この人は、こんな暮らし方が好きなんだな」と知っておくだけで、判断の材料がぐっと増えます。

 

再構成事例|「どこでもいい」が実は一番むずかしい

ここで、複数の相談をもとに再構成した、よくあるパターンをご紹介します(実在の会員様ではありません)。

交際中のあるカップルは、住まいの話になると、男性が「どこでもいいよ」、女性が「私もどこでも」と、お互いに遠慮して決まらない状態が続いていました。

こういうとき、私は「どこでもいい」の中身を聞くようにしています。「『どこでもいい』のなかで、これだけは避けたいという条件はありますか?」と聞くのです。

すると、男性は「通勤の乗り換えが2回以上は避けたい」、女性は「夜に一人で帰る道が暗いのは不安」と、それぞれに隠れた条件が出てきました。「どこでもいい」は、実は「言いにくい条件を遠慮して飲み込んでいる」ことが多いんです。

お互いに条件を出し合ったところ、「通勤の乗り換えが少なく、駅からの道が明るい街」という共通の方向性が見えてきて、そこから候補を絞れました。譲り合いも優しさですが、「本音を出し合う」ほうが、結果的に二人にとって居心地のいい暮らしにつながります。

つい相手に合わせて「どこでもいい」と言ってしまう方は、自分に自信がないために異性に合わせて失敗する理由も参考にしてみてください。

 

住まい選びで押さえたい「ありがとうの反対は当たり前」

最後に、私が大切にしている言葉を一つ。「ありがとうの反対は『当たり前』」です。

どの街に住んでも、完璧な場所はありません。通勤が少し長くても、相手が「あなたのために」と選んでくれた街かもしれない。実家が遠くても、それを理解して支えてくれているかもしれない。

「この条件は当たり前」と思わず、「選んでくれてありがとう」と感謝する気持ちがあれば、少しの不便もポジティブに受け止められます。これは、LCIQの楽転力(物事をポジティブに捉える力)にもつながる考え方です。楽転力は6つの要素の中で、最も自分一人で上げやすい力。街選びのときこそ、役立ちます。

 

住まいの話は、二人の未来を描く最初の共同作業

蒲田・大森・池上は、同じ大田区でも、通勤アクセス、街の雰囲気、子育てや将来設計の視点で、それぞれ違った魅力があります。

  • 蒲田:路線の選択肢が多く、羽田空港にも出やすい。にぎやかで生活感のある下町
  • 大森:京浜東北線で都心方面へ出やすく、利便性と暮らしやすさのバランス型
  • 池上:池上本門寺の門前町らしい落ち着きがある、静かな暮らし向き

どれが正解かは、お二人の価値観次第です。大切なのは、街の優劣を決めることではなく、「二人が何を大事にしたいか」を話し合うこと。そのプロセス自体が、結婚後の暮らしを支える土台になります。

あなたの結婚相談所 BUDDY BRIDAL 東京は、IBJに加盟し、仲人によるサポートとデータマッチングを組み合わせたハイブリッド型の結婚相談所です。IBJの会員規模は10万人以上(2026年5月)。専任の仲人カウンセラーが、お見合いから交際、ご成婚まで丁寧にお手伝いします。恋愛教育講師による講義では、日本ブライダルソムリエ協会のLCIQに基づいて、「相手の価値観を知り、自分の思いを伝える力」を一緒に磨いていきます。

店舗は蒲田駅東口から徒歩約4分、11時から22時まで相談できるので、お仕事帰りにも立ち寄りやすいです。初回のご相談からご成婚まで完全オンラインにも対応しているので、東京都内や川崎市など、お住まいの場所が離れていても活動できます。

「結婚したら、どこに住むかなんて考えたこともなかった」という方も大丈夫です。まずは無料相談で、これからの暮らしのイメージを私と一緒に整理してみませんか?

住まい選びのその先にある、結婚生活そのものについては結婚後も幸せでい続けるための本質的な選択とはの記事もあわせてお読みください。

蒲田エリアでの暮らしや婚活についてのご相談は、蒲田駅東口から徒歩約4分の店舗へアクセスをご確認のうえ、お気軽にお越しください。

 

よくある質問

 

Q1. 蒲田は結婚後の住まいとして住みやすいですか?

住みやすさは人によって違いますが、蒲田は複数の路線が使えて、羽田空港にも出やすい交通の要所です。商店街が広がる下町らしい雰囲気で、買い物や外食もしやすい傾向があります。一方、にぎやかさの好みは分かれるので、実際に二人で歩いて、昼と夜の雰囲気を確かめるのがおすすめです。

 

Q2. 新居は、結婚前に決めたほうがいいですか?

結婚前に、少なくとも「方向性」は話し合っておくことをおすすめします。具体的な物件まで決める必要はありませんが、「どのエリアで」「通勤はどれくらいまで」「実家との距離はどうするか」という大枠を共有しておくと、入籍や同棲の準備がスムーズに進みます。

 

Q3. 実家との距離で意見が分かれたときは、どうすればいいですか?

まず、お互いの「理由」を聞くところから始めてください。近居したい理由は「安心したい」、距離を置きたい理由は「二人の時間を大事にしたい」など、背景に本音があります。そのうえで、YES BUT法で相手の気持ちを受け止めてから、自分の希望を伝えましょう。身内を悪く言う、比較する、変えられないことを責める、といった言い方は避けると、冷静に話し合えます。

 

Q4. 交際中に住まいの話をするのは、早すぎませんか?

早すぎることはありません。重い決断として切り出すのではなく、「どんな街が好き?」という雑談の形なら、自然に話題にできます。IBJでは、お見合いから最長6か月、推奨は3か月という期間のなかで結婚を見極めていくため、価値観の共有は早めに少しずつ進めておくほうが安心です。一人で悩まず、仲人カウンセラーに相談していただくのもおすすめです。

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この記事を書いた人

水島 徹(仲人カウンセラー/LCIQ認定講師(恋愛教育講師))

日本ブライダルソムリエ協会のLCIQ(恋愛力指数)認定講師。会員様一人ひとりに伴走しながら、恋愛教育の講義とお見合い・交際のサポートを行っている。

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